更年期の多汗も女性の加齢臭を助長する一因に


前項では、閉経を迎えて女性ホルモンが減少すると、女性でも加齢臭が強く臭うようになってしまうことがある・・・ということをお伝えしましたが、実は、女性の加齢臭を助長する原因がもう一つあります。

それは、更年期障害の一種である「多汗」です。

更年期とは、女性が閉経を迎える前後5年くらいの期間のことで、一般的には45歳~55歳くらいの時期がこれにあたります。

女性が更年期を迎えると、急激な女性ホルモンの減少から自律神経の調節が上手くいかなくなり、体に様々な異変・・・つまり、更年期障害が起こります。何もしていないのに勝手に汗が噴き出してくる多汗も、その一種です。

汗は、ただでさえ臭いの原因になるものですが、更年期障害が原因で出てくる汗は、濃度が濃く、アンモニアが多く含まれているので、余計に強い臭いを発してしまいます。


この汗の臭いが、更年期女性の加齢臭を、より強い臭いにしてしまうのです。

また、この多汗という分かりやすい現象によって、はじめて自分の加齢臭を意識するようになる女性も多いようです。

なお『加齢臭が発生するメカニズム』の項で詳しくご説明していますが、加齢臭そのものの原因は汗ではありませんので、多汗の症状が出ていない方でも、加齢臭が発生している可能性は十分にあります。