女性の加齢臭について知ろう!


他人の加齢臭には簡単に気が付くものですが、自分自身の加齢臭には、鼻が慣れてしまっているため、なかなか気が付けません。

それでも、加齢臭をチェックできる方法が、いくつかあります。

まず、一番簡単なのは、朝起きた時、自分が寝ていた枕の臭いを嗅いでみる方法です。汗の臭いとはちょっと違う、脂っぽいような、青臭いような臭いがしたら、それが加齢臭です。

布団の中に頭をつっこんで臭いを嗅いでみても、加齢臭の有無が分かります。

自分の嗅覚にイマイチ自信がない方や、ご主人と寝具を共用している方は、以下のチェックリストで、加齢臭の有無をチェックしてみましょう。


ところで、加齢臭とは、どのような臭いなのでしょうか?

加齢臭は、脂臭さと青臭さが混ざったような臭いで、人によって臭いの発し方や感じ方が異なるため、なかなか表現するのが難しい臭いです。

「加齢臭=オヤジ臭」だと思っていらっしゃる方も多いようですが、実は、それは誤りです。

いわゆる「オヤジ臭」にも加齢臭が含まれていますが、加齢臭単体の臭いとしては、むしろ「おばあちゃんのにおい」と表現した方が良いかもしれません。

つまり、加齢臭は明らかな悪臭ではなく、人によってはどこか懐かしく感じたり、体臭だとは気が付かない場合もあるのです。


前項では、閉経を迎えて女性ホルモンが減少すると、女性でも加齢臭が強く臭うようになってしまうことがある・・・ということをお伝えしましたが、実は、女性の加齢臭を助長する原因がもう一つあります。

それは、更年期障害の一種である「多汗」です。

更年期とは、女性が閉経を迎える前後5年くらいの期間のことで、一般的には45歳~55歳くらいの時期がこれにあたります。

女性が更年期を迎えると、急激な女性ホルモンの減少から自律神経の調節が上手くいかなくなり、体に様々な異変・・・つまり、更年期障害が起こります。何もしていないのに勝手に汗が噴き出してくる多汗も、その一種です。

汗は、ただでさえ臭いの原因になるものですが、更年期障害が原因で出てくる汗は、濃度が濃く、アンモニアが多く含まれているので、余計に強い臭いを発してしまいます。


加齢臭=中年男性の臭いというイメージがありますが、ノネナールは男女関係なく作られる物質です。つまり、女性でも、年を重ねれば加齢臭が発生してしまうのは避けられないことなのです。

女性の体は、女性ホルモンのお陰で酸化しにくいため、一般的に、女性の加齢臭は男性ほど強くありません。しかし、閉経を迎えて女性ホルモンが減少すると、女性でも加齢臭が強く臭うようになってしまうことがあります。

また、一見加齢臭とは無縁に見える若い女性でも、過激なダイエットなどでホルモンバランスが崩れてしまうと、酸化に対する抵抗力が弱まってノネナールが発生し、加齢臭と同じ臭いがするようになってしまうことがあります。

つまり、「私は女性だから・・・」「まだ若いから・・・」といっても、加齢臭が出ていない保証はないんです(>_<)


2000年、化粧品などで有名なあの資生堂が、不飽和アルデヒドの一種である「ノネナール」という化学物質が加齢臭の元であることを突き止めました。

・・・なーんて言うと何だか難しそうですが、ここでちょっと、くさ~い体臭が発生している人のイラストを思い浮かべてみてください。黄土色の臭気がもわ~っと立ちのぼっていますよね(^_^;)

簡単に言ってしまえば、あの黄土色の臭気がノネナールということです。(実際のノネナールは無色透明で目には見えません)

では、どうして、年を取るとノネナールが発生するようになるのでしょうか。

そもそも、人間の皮膚には皮脂腺というものがあり、この皮脂腺からは、常に脂肪酸という物質が分泌されています。これによって、私達の肌は、潤いを保っています。